アートワークを自然に変形する「パペットワープツール」

Adobe IllustratorCC 2017 10月リリース版から新たに加わった機能を紹介します。

アートワークを自然に変形してくれる「パペットワープツール」です。

アートワークの一部を移動や回転させたいときなど、今までダイレクト選択ツールでアンカーポイントやセグメントを選択して、変形後もちょこちょこ直しが必要だったのですが、このツールを使うとその手間がかなり省けます。

 

1、変形したいアートワークを選択し、ツールボックスの「パペット   ワープツール」に。

 

2、ポインターがピンになるので、変形する領域と固定する領域をク   リックしてピンを追加する。

 

3、変形したい部分のピンをドラッグ。

 

4、アートワークを部分的に旋廻するには、ピンをクリック、点線の円    の中をドラッグ。

イラストを立体的に見せる4つの効果機能

今回は、イラストをより立体的に見せる効果を4つ紹介します。
左のレモンに4つの効果を加えて、右のように仕上げます。

レモンのイラストは、左右とも写真を画像トレースしたものですが、写真をIllustratorで開き、同様に効果を加えられます。


1、レモンの暗くなる部分のパーツを作って、ぼかし(ガウス)、不透明度  を落としてレモンの色となじませます。


2、光が当たる部分に円形のグラデーション(白:不透明度100%〜白:不  透明度0%)
  様子を見て、全体的に不透明度を落としても。

3、光が当たる部分(白)とレモンの輪郭(黄色)でエンベロープ。
  描画モードはソフトライト。
  このパーツを最前面に。
  色や不透明度を調整。

 

4、レモンの影になる楕円を作成して回転し、メッシュオブジェクトに。
  メッシュポイントに薄いグレーを着色。
  再背面へ。

 

 

IllustratorでできるPhotoshopみたいな効果

今回は、Photoshopではなく、Illustratorだけで、テキストやイラストを滲んだように加工する方法を紹介します。

テキストを打ってアウトライン化(ある程度太さのある明朝体で。サンプルは小塚明朝 Pr6Nで80pt)。

効果メニューの「パス」→「パスの変形」→「ラフ」。
プレビューをチェックし、サイズは1%、詳細は70~80/inch、ポイントは「丸く」。

 

効果メニューの「パス」→「パスのオフセット」を4回。
オフセット値は、1回目 0.7mm、2回目 -0.7mm、3回目 -0.5mm、4回目 0.3mm。角の形状はマイターかラウンドで。
(オブジェクトメニューのパスのオフセットではなく、効果メニューのパスのオフセットを適用)

アピアランスパネルに、適用した「ラフ」や4回分の「パスのオフセット」の項目が表示されているので、プレビューしながらオフセット値を微調整し、好きなにじみ加減に。

シェイプツールで小さい円や六角形を数個作成。
効果メニューの「パス」→「パスの変形」→「ラフ」で好きな形になるように数値を調整し変形。

文字の、細くなっている部分や消えかかった部分に、インクが飛び散ったように配置する。

最後はオブジェクトメニューから、アピアランスの分割をして完成。




「女性目線で解説!Adobe Illustrator CC 2017講座」オンラインで公開しています!

Udemyオンラインコースでイラストレーター講座公開しました。
タイトルは「女性目線で解説!Adobe Illustrator CC 2017講座」です。
タイトルに「CC 2017」とありますが、CS6以上で対応しています。
わたしが通常、マンツーマンで60分間レッスンを行う場合の10〜12回分の内容になっています。
(マンツーマンレッスンでは、60分間10回でIllustratorが全く初めてという方が、チラシや名刺作成、デザイン画やイラスト、グラフィック作成などに必要な基本的な機能を学ぶ目安にしています)
独学チャレンジをお考えの方、また過去にIllustratorレッスンを受講し復習されたい方にお勧めします。

https://www.udemy.com/adobe-illustrator-cc-2017-d/learn/v4/overview


 

* aicafe(アイカフェ)BLOG内で記事の検索が可能になりました。



イラストを描く

続きを読む 0 コメント

かんたんロゴアレンジ

ロゴアレンジの方法はいくつかありますが、今回は布や紙にプリントされているように仕上げる方法の紹介です。


先ず、左のようなロゴを用意します(アウトライン化する)。
それをエンベロープで変形し、背後の“旗”部分をペンツールで描き、後は光が当たっている部分と影の部分を作成。
ぼかし機能や透明機能、CMYKで微妙にカラー修正すれば完成です。

順番に指示するだけで、「イラストレーター」が作ってくれます(笑)

ただこれらの機能を使う前に、イラストレーターの基本的な使い方の習得が、自分の思い描いたイメージ通りのグラフィックを完成させるのに、とっても大切です。

0 コメント

若さとの闘い(笑)

私と親子ほど歳の離れた若い美容師さんが、チラシや店内のポップを作れるようになりたいと、8回コースのレッスンを受けてくださいました。

 

先日、最終回のレッスンで時間が5分ほど余ったので、ロゴをアレンジする復習をしようと思い、

「先ず、好きな言葉をテキストツールで打ってください。」と言ったら、カナで、

「ありがとう、馬場さん!」
って打ってくれて(涙)、このロゴを使って復習しました。
普通、「LOVE」とか「PEACE」とか名前とかなんですが、彼女のユニークでかわいらしい表現力に一瞬言葉が詰まっちゃいました。

途中、国家試験のためにレッスンを少しお休みしていましたが、あとはほとんどコンスタントにペースも落ちることなく、お仕事忙しい中頑張って最後まで受けて下さいました。嬉しかったです。
彼女の若いストレートな、溢れるパワーの中でのレッスン、新鮮でとっても楽しかったです。

0 コメント

テキストでレースみたいな柄を簡単に作る

この3つの模様はみんなテキストでできています。

一番大きい茶色の模様は、左上のテキスト(Chieko Baba)でできていて、複合パスを作成した後、白から茶色への円形グラデーションを適用しています。

ピンクはカタカナ・漢字・ひらがなのミックス
「アホはアホとしか付き合えない」

水色はひらがなのみで
「よくもやってくれたな」
です。

続きを読む 0 コメント

イラストレーターだけで写真を加工

左上の円形グラデーションと、左下の赤の2つで不透明マスクを作成すると、真ん中の状態になります。
これを、右の何も加工していない写真と同じ大きさにして重ね、描画モードを変えていきます。

続きを読む 0 コメント

60分レッスンを3回だけ受けた受講生の方の作品です!

レッスン開始から間もない生徒さんに、このデータの作り方動画とテキストをお渡しし、それを見ながら初心者の方がどこまで作れるかというモニターをお願いしたところ、次のレッスンまでに頑張って作ってきてくれました。
ほとんどが、まだレッスンしていない内容だったのに。
うれしびっくりでした!

イラストレーターは、絵を描くというより、データ(パーツ)を作って、それをアレンジし組み上げていくソフトです。
コツコツと地味に、いろんな機能を制覇していかなければなりませんが、繰り返し練習しているうち、突然一気にステップアップする日が必ずきます。

今回は見本とそっくり同じに作成するというお題でしたが、マネして何度も作るという作業からイラストレーターの特性や概念が身につき、高かったはずの壁を突然大きく越え、その人のオリジナリティーが生まれてくると考えています。

0 コメント

ai Cafeブース初出店

先日、多治見市のセラミックパークMINOで開催された、「き業展」とのコラボ企画「おとめの集い」に、ブース初出店させていただきました。

イラストレーターなんてマイナーな世界、どれだけの人が興味持ってくれるんだろうと、かなり不安を抱えながらの参加でしたが、身内の営業の協力で思ったより多くの方にイラレ体験をしていただけました。

初めての方には写真とグラデーション効果を使った名刺作成を、すでに使用されている方にはチラシやポップ作成などで、より効果的に見せるテクニックなどを伝授させていただきました。

限られた時間を割いて、ai Cafeに来場してくださったみなさん、ありがとうございました!
イラストレーターを紹介できること、ほんとに楽しいです。
是非、お仕事に活用してみてください!

「スレッドテキスト」と「エリア内文字」のちがい

どちらも指定したエリア内にテキストを収める機能で、二つ折り・三つ折りのカタログ作成などにとても便利です。

2つの違いを挙げると

・「スレッドテキストオプション」はテキストエリアが四角形に限られること(すべて四角  形に変換される)。
・最初に全体のエリアを指定、分割してからテキストを打つ(またはペースト)
・読む順番は後から編集する。
・エリアをガイドで表示できる。

続きを読む 0 コメント

「パターン作成機能」ではできないパターンの作成

先日、「パターン作成機能」でできない、ランダムや複雑なパターン作成のレッスンをしました。

このようにパターン作成機能は、シンプルなドットやボーダー、チェックなどを作ったり修正したりするのにはとても便利です。
ピッチ、タイルの組み方、重ね方を指示するだけでシミュレーションしながら作成できます。

続きを読む 0 コメント

ロゴをよく使う方へ(パスのオフセット機能を使わないオフセットの方法)

パスのオフセット機能って、単純な虹や単体のオブジェクトにはとっても便利なんですけど、ロゴなど複数のパスに使用する場合、あとでちょこちょこ手間が掛かりちょっとイラッとする方いませんか?

プレビューのチェックをオフセット値を変える度にON-OFFしたり、オフセット後、もとのオブジェクトとグループになってしまったり、それが面倒くさくて最初からグループ解除してオフセットし、色替えのためにグループ化すると右端のパスを残し、あとはみんな前面に出てきちゃったり、いつもなんでかなぁって不思議に思います。

続きを読む 0 コメント